オムロンの血圧計「HEM-1000」と「HCR-1602」は、どちらも正確な測定が可能な人気モデルですが、機能にはいくつかの違いがあります。
「どちらを選ぶべきか迷っている…」という方のために、両モデルの特徴や違いを徹底比較しました。
価格や機能、メリット・デメリットを詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください!
オムロンHEM-1000とHCR-1602の違いを徹底比較
オムロンの自動血圧計「HEM-1000」と「HCR-1602」の違いについて詳しく解説します。
それぞれの機能や価格の違いを比較し、どちらが自分に合っているのかを見極めましょう。
① HEM-1000とHCR-1602の基本情報
まずは、両モデルの基本的なスペックを比較してみましょう。
項目 | HEM-1000 | HCR-1602 |
---|---|---|
測定方式 | 上腕式(腕を通すタイプ) | 上腕式(腕を通すタイプ) |
腕帯 | 一体型(可動式) | 一体型(可動式) |
対象腕周 | 17〜32cm | 17〜32cm |
電源 | 単3形アルカリ乾電池4個 / ACアダプタ(別売) | 単3形アルカリ乾電池4個 / ACアダプタ(別売) |
電池寿命 | 約250回 | 約250回 |
本体サイズ | 230×217×228mm | 230×217×228mm |
重量 | 約1.6kg | 約1.6kg |
両モデルとも、測定方式やサイズ、腕帯の仕様などは同じです。
しかし、測定機能やデータ記録の部分で違いがありますので、次の項目で詳しく見ていきましょう。
② 早朝高血圧確認機能の有無
HCR-1602には「早朝高血圧確認」機能が搭載されており、朝と夜の平均血圧を比較できます。
朝の血圧が高いと、将来的な高血圧リスクが高まるため、この機能は血圧管理を強化したい方にとって便利です。
一方、HEM-1000にはこの機能がありません。
朝と夜の血圧を比較したい方にはHCR-1602が向いているでしょう。
③ 不規則脈波検出機能の違い
HEM-1000には「不規則脈波検出」機能が搭載されています。
血圧測定中に脈波の間隔をチェックし、不規則な脈波が2回以上検出された場合、液晶画面に「不規則脈波マーク」が表示されます。
HCR-1602にはこの機能がないため、不整脈の兆候を把握したい方にはHEM-1000のほうが適しています。
④ メモリ容量と記録回数の比較
どちらのモデルも、2人分の測定データを記録できますが、記録回数に違いがあります。
モデル | メモリ容量 |
---|---|
HEM-1000 | 2人×90回分 |
HCR-1602 | 2人×84回分 |
HEM-1000のほうが若干多く記録できるため、頻繁に測定する方や、過去のデータを長く保持したい方にはこちらがおすすめです。
⑤ バックライト機能の有無
HCR-1602はACアダプタ使用時にバックライトが点灯するため、暗い場所でも画面を見やすくなっています。
一方、HEM-1000にはバックライト機能がないため、夜間に使用する場合は部屋の明かりをつける必要があります。
⑥ 価格の違いとコストパフォーマンス
価格についても比較してみましょう(2025年2月時点の価格)。
モデル | Amazon価格 | 楽天市場価格 |
---|---|---|
HEM-1000 | 約11,000~11,298円 | 約11,000円 |
HCR-1602 | 約16,071~16,780円 | 約16,071円 |
HEM-1000のほうが安価で購入しやすいですが、HCR-1602には早朝高血圧確認機能やバックライト機能があるため、どの機能を重視するかによって選ぶ基準が変わります。
⑦ どちらを選ぶべき?おすすめのポイント
最後に、どちらのモデルがどんな人におすすめかをまとめます。
- HEM-1000が向いている人
- 不規則脈波の検出機能を重視する人
- メモリ容量が少しでも多いほうがよい人
- コストを抑えて購入したい人
- HCR-1602が向いている人
- 早朝高血圧の管理をしたい人
- バックライト機能が欲しい人
- 最新モデルを選びたい人
まとめ
オムロンの血圧計「HEM-1000」と「HCR-1602」は、測定方式やサイズは同じですが、機能面でいくつかの違いがあります。
HEM-1000は「不規則脈波検出機能」があり、HCR-1602は「早朝高血圧確認機能」が搭載されています。
また、HCR-1602にはバックライト機能があり、暗い場所でも測定結果を見やすいのが特徴です。
価格を抑えたい方にはHEM-1000、朝と夜の血圧を管理したい方にはHCR-1602がおすすめです。
自分に合った血圧計を選び、日々の健康管理に役立ててください!